みなさんこんにちは。あまねこです。
この記事では、Vtuberデビューに必要な機材を紹介します。
必要なもの多すぎ
Vtuber準備中の方、Vtuberデビューされた方はすでに気付いているはずです。
「Vtuberに必要なもの多すぎ」
Vtuberさんは、動画投稿、ゲーム実況、ASMR配信など、それぞれに得意なことをして活動しています。
それゆえに、いざVtuberデビューしようと思い、必要なものを並べていくと、あまりの多さに混乱してしまいます。私もそうでした。
この記事では「Vtuber全員これ持ってるよ」と、僕が思っている必須機材、ソフトを紹介します。
その中でも、無料、定番、こだわり、オススメなど、カテゴリ分けして紹介します。(機材類はすべて有料です)
Vtuberデビューに、この記事が参考になれば嬉しいです。
自己紹介
僕の名前はあまねこです。
僕は2018年にVRに夢中になりVtuberデビュー。2020年3月にこのブログを立ち上げ、VRの魅力を発信しています。
まだまだ道半ばですが、VRで生活することを目標に活動しています。
必須その1:高スペックPC
いきなり来た。高いやつ。
Vtuberデビューのためには、高スペックPCが必要になります。
「出来る限り良いPCを選ぶ」がオススメですが、現状で一番良いPCを購入すると、PCだけで30万くらいかかると思います。
流石に高すぎますよね。
2021年にPCショップで販売しているものであれば、このようなPCがおすすめです。
G-GEAR GA5A-D194/T
G-GEAR GA7A-F194/T
この2種類のPCは、僕が以前VRゲームをプレイしたい人向けに作った記事で紹介したものです。
どちらもモニター、マウスは別売りです。+2~3万円を目安にしないと予算オーバーになる可能性があるので注意です。
上のPCであれば「アバターを出しながらゲーム実況をする」目的であれば十分に動作するでしょう。
下のPCは「VR+動画撮影」を想定したものなので、ほとんどの人がオーバースペックになると思います。
選び方は、とりあえず安い方を選んでおけば大丈夫です。十分スペック高いですし、Vtuber活動で特に困ることはないでしょう。
最初からVR動画撮影を考えている方は高い方を選ぶのがオススメです。
必須その2:Webカメラ
アバター動作アプリ(facerigなど)で自分の表情をアバターに反映させるために必要です。
多くのWebカメラは、マイクがデフォルトでついているので、マイクを購入する必要はありません。
ですが、マイクを購入したい方もいると思います。
マイクはこだわると無限万円するので、ここでは定番マイクを紹介します。
必須ではないですが、カタチから入る方にオススメです。
必須その3:アバターデータ
自分の分身となるアバターを購入する必要があります。
nizimaで購入
Live 2Dさんが運営しているイラスト特化販売サイト。
ここでアバターを購入することが出来ます。
安いアバターであれば、500円程度で購入することが出来ます。
探してみると1万円未満でクオリティの高いアバターがあるので、その中で好きなアバターを使うのが良いのではないでしょうか。
nizimaは、アカウント登録をすることで購入することが出来ますよ。
Vketβで購入
3Dモデル特化の販売サイトになります。僕が使っているアバターの一部は、こちらで購入しています。
Vtuberとして利用するには「VRM対応データ」が必要になります。
なので、購入する前に概要欄でVRMデータが入っているか確認する必要があります。
VRMデータが入っていないアバターも多くあるので注意です。
検索欄で「VRM」と検索すると、おそらく間違いありません。
Vketβもアカウント登録することで購入することが出来ます。
Boothで購入
Pixivさんが運営している物販サイトです。
こちらでは、2Dアバター、3Dアバター両方を購入することが出来ます。
検索欄に「Live2Dアバター」で2Dアバター、「VRM」で3Dアバターを探すことが出来ます。
Pixivアカウントを持っていれば、そのままログインすることが出来ます。
持っていない方は、アカウント登録しましょう。
ココナラで外注
「俺(私)は自分だけのVtuberになりたい!他と一緒はイヤ!」
という方はココナラでクリエイターさんに作ってもらうのがオススメです。
ココナラでは、2Dアバターのクリエイターさんが多くいるので、その方に制作をお願いすることが出来ます。
注意点:Vtuber用イラスト製作とLive2D製作は別物
Vtuber用イラスト製作とLive2D製作は別物なので注意が必要です。
Vtuber用イラスト製作:モデルイラストそのものを製作する
Live2D製作:モデルを動かすように調整するもの
「両方できるよ~」っていう人は珍しいです。なので、基本的に2人のクリエイターさんにお願いする想定をするのが良いと思う。
僕がVtuberデビューした当時と比べて、クリエイター数やアバタークオリティが上がっています。
予算が数万円~20万円と振れ幅が大きいですが、しっかり探せば自分好みのアバターを作ってくれるクリエイターさんに出会えると思います。
自分がなりたい姿、要望をクリエイターさんにしっかり伝えながら、自分だけのアバターを作っていただきましょう。
ココナラもアカウント登録することで利用することが出来ます。
とりあえず全部アカウント登録するのがオススメ
登録だけならお金もかかりません。「やっぱり3Dモデルで始めたい!」という場合も、アカウント登録の手間を省略することが出来るので、今のうちに4つのサイトのアカウントを登録しておくのがオススメです。
必須その4:アバターアプリ
Vtuberになるには、アバターアプリが必要になります。
facerig
2DVtuberさんのド定番ソフトです。個人勢はほぼ全員これを利用していると言っても過言ではありません。
アバターアプリの中では一番有名なので「使い方がわからない」と思った時に、Google検索すれば、なんでも答えが出てきます。
また、収益化の仕組みもVtuberさんにとてもやさしいです。
Youtube収益が月に500ドル未満(約5万円未満)の場合
・通常のfacerig(約1500円)のみの利用でOK
月の収益が500ドルを超えた場合
・facerig Pro(約6500円)を購入しアップデートする
2021年12月でサポート終了
ほとんどのVtuberさんが利用しているfacerigですが、2021年12月末でサポートが終了します。
「2022年から利用できないの?」と思います。サービス終了はしないのですが、Windowsアップデートで利用出来なくなる可能性があるそうです。
「2022年最初のWindowsアプデ=facerigの命日」と考えると良いでしょう。
animaze by facerig
次世代版facerigです。表情のパラメーターを刷新し、よりダイナミックにアバターを動かすことが出来るようになります。
facerigのサービスの後継なので、突然会社が爆発しない限り、2022年以降も利用できると思います。
情報量が少ない
2020年11月にリリースされたばかりのソフトなので、facerigと比べて情報量が少ないのが現状です。
アバターアップロードをするにはお金が必要(らしい)
公式によると「1アバターのアップロードにつき0.99ドル必要です」と書かれています。
ですが、私の方では、全くその必要が無くて、無料でインポートすることが出来ました。なんだこれは。
公式が「facerig持ってる人はanimaze安くするよ~」とは言っていましたが、無料とは聞いていない。animaze内にコインがありますが、これも減っていない。
「お?アバター無料でアップロードできるのか?」と思うかもしれませんが、人によっては、有料の可能性があります。
お金の部分が曖昧になっているのは、初心者にオススメできん。
animazeはまだ使わなくてよい
使い方の情報も少ないですし、僕の記事を含めて情報があいまいな部分があります。
今の所、初心者にはあまりオススメ出来ません。
ですが、2022年には切り替える必要のあるソフトなので「今のうちに使えるようになっておきたい」という方は、利用しても良いと思います。
Luppet
日本人の「ねぎぽよし」さんが開発した「3Dアバターのバストアップ特化型アバターアプリ」です。
分かりやすく言うと「3Dモデル版facerig」って感じです。
VRMアバターで利用可能
アバター販売サイトでも紹介しましたが、3Dアバターには「VRM」というアバターデータがあります。
LuppetはVRMデータをインポートすることで利用することが出来ます。
Luppetの利用を考えている方は、3DアバターのVRM対応データを購入しましょう。
手指を動かすことが出来る
「Leapmotion」という専用のトラッキング機材を購入すると、手指を動かすことが出来ます。
トラッキング機材が無くても、顔や表情を変化することが出来るので、ゲーム配信や雑談配信にピッタリです。
価格は6000円。facerigと比べて高く感じますが、安く手軽に始められる3DVtuberソフトです。
個人的にとてもオススメなソフトです。
必須その5:録画ソフト
録画、動画配信など、Vtuberだけでなく配信活動する人全員必要になるソフトです。
OBS
録画ソフトはOBS一択です。無料。
ゲーム画面の表示、アバター表示、背景、配信での文章挿入、全てこのソフトで完結します。
特に何も考えずにインストールして使い方を覚えましょう。
Vtuberだけでなく、Youtuber等の配信者全員の必履修科目です。
必須その6:サムネ制作ソフト
正確には必須ではないのですが、サムネはYoutubeで超超超大事なので必須に入れました。
サムネを設定するとメリットがあります。
サムネのメリット
・Youtubeからの新規ユーザーを呼び込みやすい
・Youtube様がユーザーのオススメに乗せる確率が上がる
収益化を目指す意味で、とても重要なので、サムネ制作ソフトを用意しましょう
無料:Photo Scape X
僕が利用していた無料のサムネ制作ソフトです。
文字に枠線を入れて見やすくしたり、派手な飾りを入れることが出来ます。
多少使いにくい所もありますが、目立つサムネを簡単に作れるアドバンテージが大きいです。
一番最初はこちらを利用するのがオススメです。
買い切り:Affinity
僕が現在進行形で利用している画像編集ソフトです。
月額課金制ではなく買い切りタイプです。一度購入すればずっと利用することが出来ます。
Affinityは3種類あります
Affinity Desiner:文字の編集に特化
Affinity Photo:画像編集に特化
Affinity Publisher:DesinerとPhotoのハブ的な役割
編集ソフトあるある「別々のソフトで編集するのめんどい」
Publisherを購入すると、この面倒から解放されます。
かなり作業効率が上がるので、個人的にとてもおすすめなソフトです。
2021年1月24日現在、50%引きで購入することが出来ます。
3つ購入して1万円以内で購入できるので、とてもおすすめです。
90日無料トライアルもあるので、お試しで使ってみてはいかがでしょうか。
仕事に活かしたい人:Adobe creative cloud
Adobeはクリエイターソフト業界でNo.1シェアを持っています。
その中でも、Adobe creative cloudは、サムネ制作、画像編集、動画編集、映像制作ほか、ほぼすべてのクリエイティブソフトを網羅したサービスです。
ですが、月額6000円ほどします。単体ソフトの購入でも、月額3000円ほど。
かなり高額なので、初心者にはあまりオススメではないです。
副業に活用できる。
外注サイトでは、動画編集、サムネ制作などの受注が多くあります。
その中で「Adobeソフトでの制作を希望します」という注文をお願いする方がいます。
また、副業として活動する場合、Youtubeではなく企業さんの発注を受ける場合もあります。
「クリエイティブといえばAdobe」ということもあるので、Adobeソフトでの注文を受けることがあると思います。
上記のように、副業でAdobeは重宝される場合が多いので、Vtuberを通じて副業も頑張りたいという方は、Adobeがオススメです。
自分のペースで始めよう
これを読んでいる方の中には、Vtuber準備中と宣言して中々デビューにたどり着けない方もいると思います。僕もそうでした。
なぜなら、思った以上に必要なものが多くて、最初に気づくことが出来なかったから。
また、何が必要なのか分からないので、必要でないものまで買ってしまうこともあり、余計にデビューが遅れて、焦ってしまうなんてこともあります。
ですが、焦らなくても大丈夫です。少しずつ、自分に必要なものを用意していきましょう。
Vtuberデビューされた方を見に行きます。
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