まずは本記事まで足を運んでいただきありがとうございます。
本来なら写真のみ投稿するので良かったものを、わざわざ記事まで作って提出させて頂いたのには、いくつか理由があります。
ひとつは自分にとってのアートをVR写真でどこまで表現することが出来るか。
もう一つは僕のTwitterプロフィールに記載している「メタバースとNFTの人たちを繋げる人になりたい」という思い。
この2つの思いを再現するためには、どうしても一つの記事にする必要があったので、このように書かせて頂いた次第になります。
本作品の紹介をする前に、VR写真大賞に参加するにあたって、僕がどのように考えて作品を提出していたのかをお話させてください。
VR写真大賞に応募するにあたって
今回のVR写真大賞に取り組むにあたって、いくつか調査するところから始まりました。
・前回のVR写真大賞のテーマ
・採用された写真とそのタイトル
・写真の技術
まず一つ目「前回のVR写真大賞のテーマ」ですが、公式サイトを調べたところ「『VRで生きる』生活・健康・共生」であることが分かります。
これを僕は「VRを使って生活している人達がいる。その事実を多くの人たちに広げよう」という目的があるのではないかと考えました。
そして今回のテーマである「アフターコロナ」
こちらは「新型コロナで経済や生活の滞りが解消されて新しい時代を作っていこう、今までの生活を取り戻していこう」という目的があるのではないかと考えました。
この2つは大きく異なるものがあります。それは1回目はVR主体ですが2回目はリアル主体であるという事です。
つまり、今回のVR写真大賞はVR世界から現実世界へ向けてアフターコロナをテーマにしたメッセージを写真として届けるという事が重要なのではと思います。
続いて、前回採用された写真とタイトルに着目しました。
「『VRで生きる』生活・健康・共生」というタイトルにふさわしい写真とタイトルはどのようなものか。どのような作品が入選されているのか。
この調べ方は、僕がブログを運営するにあたって重要になるキーワード調査と非常に似ているものがあったので、僕にとってはそこまで苦労はありませんでした。
とはいえ、そこから先の「主催者はどのような写真を求めているのか」というデザイン的な発想をしたうえで、完全な答えのない問題に回答する必要があるので、自分が提出した作品が選ばれる保証は当然ありません。
続いて写真の技術
NFTクリエイターの方の一人にプロの写真家がいるのですが、以前その方にアドバイスを頂いたことがあり、毎日写真撮影し教材で勉強するなど出来る限りのことをやってきました。
・何を撮るのか
・誰を取るのか
・誰が撮影するのか
とはいえ、僕は写真の経験が非常に少ないので、定番の写真構図に頼るしかありませんでした。撮影のレパートリーはあまり多くない中で出来る限り良い作品を作るには、基本に忠実になるほかありません。
上記のことを踏まえて僕はマインドマップを作成し、どの様な写真がふさわしいかを考えました。
これだけ考えた結果、下記の作品をひとつずつ作ることにしました。
・明るい未来を見せるようなポジティブな写真
・コロナ禍の悲劇を忘れないネガティブな写真
・その他
そして提出した作品はこちらです。
『 再結成 』
#VR写真大賞 pic.twitter.com/Y9jf3OO3WF
— あまねこ@メタバースとNFT amaneko.eth (@Ama_neko_56) February 25, 2022
ポジティブな写真はアフターコロナの先に生まれる楽しいこと、今まで我慢していたものが解放されるような物だと捉えました。
「忘れられない味」#VR写真大賞 pic.twitter.com/Ysm7Y3xjwk
— あまねこ@メタバースとNFT amaneko.eth (@Ama_neko_56) February 20, 2022
そしてネガティブな写真は、アフターコロナになっても悲しいものとして残り続けるもの、囚われ続けるものとして捉えました。
『 New Connections 』#VR写真大賞 pic.twitter.com/iro61SgeXI
— あまねこ@メタバースとNFT amaneko.eth (@Ama_neko_56) February 28, 2022
そして、その他に該当する作品が当作品になります。
こちらについて解説していきます。
背景
このワールド名は「Goog Morning」朝焼けが非常に綺麗なワールドです。
朝焼けは1日の始まりを表しています。つまり新しいストーリーが始まっていく、新しい物語が希望と共に始まることを意味しています(アニメや小説で定番の表現です)
アフターコロナをポジティブに表現するという意味でもマッチしたワールドだと思います。
アバター
右側のアバターは僕がNFTマーケットで購入したアバターになります。
そして右側はVRCのパブリックアバターになります。
この二人が握手をしている。つまりNFT民とメタバース民が繋がる瞬間を撮影しました。
僕が指すメタバースはVRC民のことで、NFT民とほとんどつながっていない状態にあると思っています。
そして僕はこの2つの人達を繋げたいを思っています。
なぜ2つの人達を繋げたいと思ったのか
一言で「2つの人達が繋がった先のアート、コンテンツが見たい」に集約されます。
僕は2018年からVRCを通じて様々なコンテンツやアートを見る機会が生まれました。
Vket、SANRIO Virtual Fes、よいかみさんのダンス、kinuさんのパーティクルライブ。
それらは今までの僕の人生を一転させる素晴らしいものばかりで「この世界で生活したい」と思うきっかけでもありました。
2021年10月にNFTに触れて、そこのコミュニティの人たちとも関わってきました。
The Mafia Animals、イマソラ、Kawaii Girls
NFTで見たコンテンツもまた素晴らしいものばかりで、NFTに触れてから定期的に美術館に通い始めるほどに僕の人生を大きく変えました。
2つの界隈を跨いできた僕が思ったことは「メタバースとNFTの人が手を組んでアート、コンテンツを作ったら世界最高のコンテンツが生まれるのではないか」と強く思いました。
「アフターコロナという未来の先に僕がとても見たい。だから僕はメタバースとNFTの人たち繋げる活動をする」という宣言を込めて、僕はこの作品を提出いたしました。
ご査収して頂けると幸いです。