みなさんこんにちは。あまねこです。
2020年3月より、このブログを運営しています。
VRChatを中心に、VR系の記事を投稿しています。
この記事は、Vket5に出展する人、今後3Dモデルを出品する予定の方に向けて記事を書いています。
バーチャルマーケットが運営しているストア「バーチャルマーケットβ」が大幅にアップデートされました。
更新内容
バーチャルマーケットβからVketStoreへ名称変更
決済手数料が4.9%に変更
ユーザーガイドの拡充
関連アイテム機能とコラボ機能の拡充
PayPal支払い可能に
赤字で書かれている部分が、かなり大きな変更点なので、ここを中心に解説していきます。
VketStoreへ名称変更
【📢告知① Vketβが『VketStore』に変わります!】
Vketの公式ECサイト「バーチャルマーケットβ」は、
名前が『VketStore』に変わります‼それに合わせ、サイトデザインも一新!
年内のリニューアルに向け、鋭意準備中です!#Vketβ #VketStore pic.twitter.com/cFyxDy6Uqg
— Virtual Market / バーチャルマーケット / Vket (@Virtual_Market_) November 18, 2020
「バーチャルマーケットβ」から「VketStore」に名称が変更されました。
以前はベータという事なので、今回が正式名称になるという事なのでしょう。
個人的に「VketStore」の方が好きなネーミングです。
決済手数料が4.9%に変更
【告知② VketStore 決済手数料変更】
VketStoreでは、12/1より決済手数料が『4.9%』に
これまでキャンペーン等で実施していた低い手数料率。
今後は常に『4.9%』で使えるようになります!是非 VketStore をご活用ください!#VketStore pic.twitter.com/qSGyxtHxak
— Virtual Market / バーチャルマーケット / Vket (@Virtual_Market_) November 18, 2020
販売手数料が23%から4.9%に変更されました。大幅な値下げをしています。
どうしてここまで安くしたのかは説明されていませんが、いくつか予想できる要素があります。
※あくまで個人的な予想です。完全に信用しないようお願いします。
他サイトに流出している問題があった。
他サイトに流出している話は、この記事で少しだけ触れてあります。
記事の一部要約
1.決済手数料が23%と高く、クリエイターの還元率が低かった
2.だけどアバターの見つけやすさは、どのサイトよりも分かりやすい
3.VketStoreで無料で出品して、購入者を別サイトに飛ばしていた
上記のような感じです。
購入者は「無料じゃん」と思って覗いてみたら、実は有料でした。って詐欺みたいな感覚を覚える。
出展者は、なるべく手数料を払いたくないので、別サイトに誘導している。
VketStore側は1円も利益が入ってこない。
三方良しではなく三方ダメって感じだよね。
上記のような問題があったのではないでしょうか。
外部サイトの流出を防ぐという意味で、手数料を下げたと思います
手数料を下げても問題ない事がわかってきた。
Vketβを開設する当初、どのような手数料にすればいいのか悩んでいたと思います。
Vketβは、下記のような感じで手数料を変えていました。
Vketβは、Vketのイベント中は手数料4.9%に下げる。
イベント期間外では通常の23%にする。
上記の情報を基にすると、いくつか仮説を立てられます。
あまねこの仮説
・イベント期間中と期間外での売上の違いが分からない。
・イベント中とイベント期間外で手数料を調整。利益が高い部分を採用する。
・上記を一定の期間で検証する。
その結果、イベント期間外に手数料を4.9%にしても、問題ないことが分かったのだと思います。
外部サイトの流出という大きな問題もあったのでしょう。
ちなみにですが、既存の決済システム最安サービスは「Stripe」というサービスで、決済手数料は3.6%です。次点で「BASE」という出品サービスです。
Vketが独自に決済システムを作っているなら、4.9%丸々入ってきますが、Stripeを利用しているなら、手元に残るのは本当に少しだけです。ほぼボランティアでしょ。
今クラウドファンディングやってるので、ぜひ応援してあげてください。
世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」の世界に名を刻もう!
ユーザーガイドの拡充
【告知③ ユーザーガイドを拡充!】
ユーザー向けガイドを追加しました!
VketStoreでの購入方法や商品登録方法など、使い方の解説ページとなります。ガイドページよりご覧ください!https://t.co/7O9iBevUEt#VketStore pic.twitter.com/Sckhtitsh0
— Virtual Market / バーチャルマーケット / Vket (@Virtual_Market_) November 18, 2020
VketStoreの使い方説明が更新されました。
アバターを購入する上で、必要な手順が説明されています。
関連アイテム機能とコラボ機能の拡充
【告知④ 「関連アイテム/コラボ分配機能」】
VketStoreでは、自分の売上を他の人に自動分配出来る機能があります。
それが「関連アイテム機能」と「コラボ分配機能」です
今回、この機能のガイドも追加しました。https://t.co/Ij01LLXx9o
是非ご活用ください#VketStore pic.twitter.com/Ytyu8QcLch
— Virtual Market / バーチャルマーケット / Vket (@Virtual_Market_) November 18, 2020
主な機能追加は以下の通りです。
関連アイテム機能
例えば、僕が使っている「Zwei(ツヴァイ)」ちゃん専用の洋服を作成したとします。
親作品が「Zwei(ツヴァイ)」ちゃん。関連作品がツヴァイちゃん専用の洋服ということです。
Zweiちゃんのアバターが親作品となって、洋服が関連アイテムとして掲載されるようになります。
アバター製作者に関連商品を申請し、承認を得ることによって掲載されます。
関連アイテム機能のメリットは下記のことが考えられます。
クリエイター同士良好な関係を築ける
アバターの利用規約に「二次創作して出品するときは許可とってね」と明記してあるクリエイターもいます。
製作するのは自由だと思いますが、勝手に関連商品を投稿されるのは困るからだと思います。
その点をしっかりクリアできる上、買う側から見ても「このクリエイター同士は割と仲が良さそう」という風に見えるので、非常に嬉しいですね。
※許可不要の場合は「承認許可なし」を選択できます。
親作品に取り分が入る
ライセンス料のようなものが、親作品に取り分として入る仕組みになります。
取り分は、0%から設定することができます。
偏見ですが、クリエイターさんはこの辺りを無料にしがちだと思う。僕は5~10%の手数料を取った方が良いと思っています。
1次創作を作ってくれた代、関連作品を許可してくれた代、二次創作を通じてスキル成長させてくれた代
上記の手助けをしているので、取り分はしっかり取っておくべきです。
コラボ分配機能
2人以上で一つの作品を販売した際、売上金額の分配を行うことができます。
割り勘にすることもできれば、7:3みたいなウエイトに調整することもできます。
メリットは考えた中ではこんな感じ
役割分担が捗る
Vketイベントに出展する時、場合によってはアバターに加えて、ブースを製作する必要があります。
1人はブース制作を担当して、1人はアバター制作を担当する。
取り分は半々にするということができるようになります。
もう一人、営業担当を加えて、SNS発信やVRChatで売りに行く人を作って、三等分に分けることもできます。
「1人ではできないから、誰かと一緒にやりたい」「営業マンと組んで売上を伸ばしたい」
上記のように考えている人にとって、非常に便利な機能となっています。
今回発表されたVketStoreの追加機能の中で、コラボ機能が一番嬉しい点だと思ってます。
これでより多くの人がVketに関わってくれると嬉しいな。
PayPal支払い可能に
【告知⑤ 売上振込方法にPaypalを追加します!】
国外クリエイターから多くのご要望を頂いていた、
Paypalでの売上振込申請に対応いたします。12月中の実装を目指し、準備中です!
今しばらくお待ち下さい!#VketStore pic.twitter.com/9n1b4QF6Rr— Virtual Market / バーチャルマーケット / Vket (@Virtual_Market_) November 18, 2020
海外で普及しているPayPalでの支払いが可能になりました。
日本ではデビットカードとかQR決済の方が馴染みがあると思いますが、海外のVRChatユーザーはPayPalをよく利用しているみたいです。
海外から「PayPalを導入してほしい」という意見が多かったということで、導入したそうです。
PayPalって、僕の生活している場所では普及していないので、便利なのかよくわからないんですよね。
調べた限りでは、クレジット決済より便利で安心らしいです。うらやま
まとめ
今回はVketStoreのアップデート内容をまとめてみました
更新内容
バーチャルマーケットβからVketStoreへ名称変更
決済手数料が4.9%に変更
ユーザーガイドの拡充
関連アイテム機能とコラボ機能の拡充
PayPal支払い可能に
Vket5の開催日は2020年12月20日からということで、執筆時点で残り30日を切りました。
Twitterでは、出展するアバターをツイートするクリエイターが出てきています。
こういう文化祭直前のソワソワした感じ。めっちゃ好き。
Vket5は現在、クラウドファンディングを行っています。世界最大のVRイベントを、僕たちで応援していきましょう。
世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」の世界に名を刻もう!
僕はポスタープランで応援しました。僕が製作したポスターが見れると思うので、お楽しみに。